シナリオ 『真っ赤なリボン』
呪文やら詠唱やら、やれ触媒やら坩堝やら、
|
1.最初に 『Nina』をお買い上げの皆様、お久しぶりです。というか、はじめましてといったほうが正しいですかね? 物語を歌うCD『Nina』にて、『少年魔法』と『おでかけ』の作詞をさせていただきました、一石と申します。 今回は、くにいさんのたっての希望で、自分が『少年魔法』のために作ったシナリオを公開してほしいとの事で、お恥ずかしながらこうして公開してみることにしました。 『少年魔法』の作詞は非常に特殊な環境で行われました。まず、「後でこのお話を歌詞にしよう」と言う前提で、自分がシナリオを作ります。そして、プレイヤーを招いてキャラクターを作ってもらい、そのゲームシナリオを実際に遊んでもらいます。その上で、どう話が展開したのか。どう落ちがついたのかによって、歌詞を改めて書き直します。せっかくなので、参加してもらった三人のプレイヤーのキャラたちにも、歌詞には登場してもらいました。 こんな特殊な経緯の歌詞を書いたのははじめてですし、多分二度とないと思います。 もしよろしければ、歌を聞いて『少年魔法』を気に入ってくださった皆さん、さまざまな想像を膨らませていただいた皆さん、全てのTRPGを愛する皆さん、どうぞこのシナリオを読んでみて、「そんな話が裏にあったのか」と、思いをはせてみてください。 そして、ここに提示されているシナリオは、決して答えではありません。聴き手であるあなたが感じたことこそが、この歌の全てです。願わくば、このシナリオがあなたの想像力と想像力を繋ぐための、ひとつの掛け橋とならんことを。 一石楠耳でした。 |
★ 少年魔法 シナリオ 「真っ赤なリボン」 メニュー ★ |
|
<3> 3.シナリオ解説
|